スパゲッティ屋の話
今回は私の仕事のスタンスとして、『このようでありたい』という好例があるので、そのお話です。
今は閉店してしまったのですが、私が幼い時から父に連れられ、父も若い時から通っていた、スパゲッティ屋がありました。
この店は常にお客さんが入っていたのですが、オーナーも奥さんもかなりの癖が強い。そもそも、しょっちゅう夫婦喧嘩している。していない日がないくらい。
奥さんはメニューは投げるように置くし、食器もがちゃん!がちゃん!と置く。
さらにオーナーも強烈で、私が家族で行ったときには、「麺だけ先に茹でるから、早く決めてくれるっっっ?」と怒られた笑
また、何十年と通っている父が、オーナーが高齢であることを踏まえて「ここのスパゲッティはここでしか食べられない。ここのお店が終わっちゃったら、私はどうしたらいいんですかねぇ」と話したら「そんなこと知らないよ!」とのこと。まぁ、そうなんだけど笑
そして閉店から2年後の正月のこと。
私の弟が「スパゲッティ屋、潰れちゃったねぇ…あそこのベーコン卵(カルボナーラとはまた違うメニューがあったんです)、また食べたいなぁ…」としみじみ。
それに対して私の父が「実はあのあと、オーナーのところに電話したんだよ」とのこと。
そこで「前に何度も通っていたものなんですけど…再開はしないんですか?」と聞いたら「そんなこと言われても、誰かなんてわからないよ!もうやめたんです!」と怒られたそうです。過去、何十年も通った元常連に、それ言っちゃう笑?
この話、一見めちゃくちゃなんですが、私は『理想の仕事の形の一つ』だと思っています。
続きは次回。
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